日本ユースホステル協会 NEWS

日本ユースホステル協会のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
これから「理事長通信」として、ユースホステルの魅力や、JYHの理事長として日々感じていること、ユースホステルの現場で出会ったことなどをお伝えしていきたいと思います。
どうぞお付き合いいただければ幸いです。
……と、自ら進んで始めたように書き始めてしまいましたが、実は広報担当から、
「組織の代表として、もっとユースホステルの魅力を発信してください!」
と背中を押されまして……。
少し照れくさいのですが「寺島って誰?」という方に向けて、まずは自己紹介から始めさせてください。
私は寺島眞と申します。平成元年に日本ユースホステル協会に入職し、これまで長くユースホステルの現場に関わってきました。
現在は、長野県の立科白樺高原ユースホステルを運営しながら、日本ユースホステル協会の理事長も務めています。
立科白樺高原ユースホステルで過ごしてきた時間は30年以上。
子どもたちを対象にした体験行事や、障がいのある子どもたちとの活動にも、長く取り組んできました。
ユースホステルでは、私は「村長」と呼ばれています。
先日、仲の良い障がいをお持ちのお子さんが、私のお腹をさすりながら、
「村長も大きくなったねー」
と褒めてくれました。
また、別の男の子は、馬やカヌーの体験が怖くて、なかなか挑戦できずにいました。
でも、その子は私のお腹を触るのがなぜか大好き。
そこで、
「馬に乗れたら、これからは村長のお腹を自由に触っていいよ」
と提案したところ、少しずつ恐怖心を乗り越えて、馬にもカヌーにも挑戦できるようになりました。
私のお腹は、どうやら子どもたちにとって、安心できる場所のひとつになっているようです。
とりとめもない話ですが、私にとっては「ユースホステルをやっていてよかったな」と感じた瞬間の一つです。
こうした瞬間の積み重ねが、協会の理事長という責任の大きい仕事を務めながらも、いまだに現場のマネージャーから離れられずにいる理由かもしれません。
ユースホステルは、ただ安く泊まるためだけの宿泊施設ではありません。
人と出会い、自然に触れ、少し勇気を出して新しいことに挑戦する。
そんな体験を支えるための場所だと思っています。
これから、ユースホステルの現場で感じていることを、季節ごとに少しずつお届けしていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
日本ユースホステル協会
理事長 寺島 眞